ピッチ上で一番闘っているのは、監督自身なのかもしれない。
ピッチ上で一番闘っているのは、監督自身なのかもしれない。
こんにちは、内外出版社・営業担当のKです!
いきなりの書き出しで恐縮ですが、
今回は、いま話題沸騰のとあるサッカーチームで指揮を執る
監督を取り上げた新刊を紹介したいと思います。
『救世主監督 片野坂知宏』
本体価格:1,400円+税
著者:ひぐらし ひなつ
6月1日(土)発売予定
【ご購入はこちらから】→ https://www.amazon.co.jp/dp/4862574688/
サッカーJ1リーグに今季から参戦している九州・大分のクラブ、大分トリニータ。
トリニータは3年前、J1リーグを経験しているチームで初めて、
J3というカテゴリへ降格したチームでした。
様々な苦境の中、J3降格後に就任した監督が、
タイトルにもある片野坂知宏監督です。
本書プロローグの中で、以下のように紹介されています。
「古巣の危機を救いに来ました。
いまこそ恩返しをするときだと思っています」
新指揮官はそう言って、救世主のように登場した。
そしてボロボロになった集団の陣頭に勇敢に立つと、丁々発止と数々の局面を切り抜け、約束どおり、いや、
約束以上に、鶴も顔負けの恩返しを遂げてみせた。
これはJリーグ史上初、J3からJ1へとチームを〝二段階昇格〟させた男と、彼が率いるチームの物語だ。
男の名は片野坂知宏。現役時代にプレーしたこともある大分トリニータで2016年、監督業に就いた。
それが火中の栗を拾う選択であることも、重々承知の上で。
"救世主監督"は、チーム・選手を変革させ、J3からJ2へ。
J2での2年を経て、昨年11月にチームを見事J1リーグ昇格へと導きました。
そして、いま現在。
J1昇格後、すぐに大分トリニータは旋風を巻き起こし、
数々の強豪チームを破って3位という位置につけています。(2019年5月21日現在)
私はサッカーファンですが、どこかのチームのサポーターでもなく、日本代表戦を中心に、Jリーグをテレビでやっていればチェックする程度のファンです。
そんないわゆる"にわか"と言われてしまいそうな私ですが、
サッカーの試合はそれの数を見てきたので、
素人目ながら「面白い」か「面白くない」か、くらいの判断はつきます。
ハッキリ言って、めちゃくちゃワクワクします。
本当にサッカー素人で、ただのスポーツ好きの私がいう言葉からは
そこまで伝わらないかもしれません。
でも、この本を担当した敏腕編集者にトリニータのサッカーが"いかに面白いか"を
日々叩き込まれていった中で、改めてそのサッカーに触れると、
とても攻撃的であったり、チームとしての意図が明確だったり、
選手全員、いや、片野坂監督を含めたチーム全員の闘う姿勢だったりが、
本当に毎試合見ていてワクワクするような、応援したくなるようなサッカーをしているのが、とても印象的です。
J1リーグで快進撃を続ける大分トリニータのサッカーが、
片野坂監督によってどのように創り上げられたのか。
そのすべてが、この本書にあります。
就任当初から片野坂監督を追い続けたひぐらしさんにしか書けない、
細かな取材とトリニータ愛が満載の文章は、ファン必読だと思います。
また、ファンのみならずJリーグファン、他のチームのファンにも、
「どうしてトリニータは、いまこんなに強いのか?」
その疑問にすべて答える内容にもなっています。
私は、片野坂監督の指揮する姿が好きです。
選手に声をかけ続け、ときにはタッチライン付近まで身を乗り出し、
自らも闘っているその姿には、スポーツファンとして胸を打たれました。
また、試合中に声を出し続けることで片野坂監督の喉が枯れてしまうことが多かったことから、サポーターが「監督の喉を助けてあげて」とSNSで呟いたことをキッカケに、大手製薬会社の浅田飴がのど飴を監督にプレゼント。
その後スポンサー契約にまで至った経緯は、サッカーファンの間では有名な話になっています。
もちろん、その話題についても本書で触れているのです。
営業担当が、かなり出しゃばってしまいましたが…。
本当にこの本は、大分トリニータのサポーターをはじめ、サッカーファンにはぜひ一読して頂きたいと心底思ったので、自分なりに紹介しようと思いました。
きっと、編集担当に「でしゃばるな!」と怒られるだろうなぁ…。
いや、でも、とにかく良い本だって、伝えたかったから。謝ればいいか。
内外出版社の新刊書籍『救世主監督 片野坂知宏』は、6月1日発売予定です。
現在はお近くの書店や、Amazonなどで予約を承っておりますので、
気になられた方は、ぜひご予約をお願いします!!
【Amazonでのご購入はこちらから】→ https://www.amazon.co.jp/dp/4862574688/